ネット上やリアルに飛び交う新しい情報やわかりにくい情報をわかりやすくタイムリーにお伝えします。

調べものをわかりやすく@4979

2016年~2017年に閉店・閉店予定の百貨店一覧と閉店の理由について

 
この記事を書いている人 - WRITER -

2016年に入り、大手百貨店の閉店が相次いでいます。
最も最近では、2016年9月にJR柏駅前の柏そごうが閉店しました。

そごう柏店は、千葉県で第二位の乗降客を誇る、JR柏駅東口前という好立地に
関わらず、ここ数年、売り上げ不振が続いていました。

柏駅をはさんで反対側の西口にある柏タカシマヤは、高島屋有数の集客力を
誇っていますので、同じ百貨店で明暗を分けた格好です。




そごう柏店を含め、2016年から2017年に閉店、閉店予定の百貨店は下記の通りです。

■2016年~2017年に閉店・閉店予定の百貨店一覧(全国)

★北海道
西武百貨店 旭川店 (旭川市)2016年9月閉店

★岩手県
マルカン百貨店 (花巻市)2016年6月閉店

★茨城県
西武百貨店 筑波店 (つくば市)2017年2月閉店予定

★千葉県
そごう 柏店 (柏市)2016年9月閉店

三越千葉店  (千葉市)2017年3月閉店予定

★埼玉県
西武百貨店 春日部店 (春日部市)2016年2月閉店

★東京都
プランタン銀座 (中央区)2016年12月閉店予定

三越多摩センター店 (多摩市)2017年3月閉店予定

★大阪府
西武百貨店 八尾店 (八尾市)2017年2月閉店予定

堺北花田阪急 (堺市)    2017年7月閉店予定



■百貨店の閉店が相次ぐ理由とは?

①訪日中国人の消費行動の激変で売り上げ低下
そもそも百貨店は、高齢化・少子化による消費需要の低下で、売り上げ不振が
続く、構造不況業種です。

この2年ほどは中国人の爆買いを中心とする訪日客の消費によって一時的に”かさ上げ”され、売り上げが好調になりました。

しかし、今年に入ってからの急激な円高や中国政府の関税制度の変更により、訪日中国人の消費行動が激変したことで”かさ上げ”がなくなり、一挙に売り上げが低下、経営が再び苦しくなってきたことが大きな理由となっています。

②地方の百貨店の苦境
上記の閉店・閉店予定の百貨店は、すべて都心ではなく郊外もしくは地方都市に立地しています。

地方の百貨店の中心となる顧客層の中間所得者層の給与所得が伸び悩んでいることで、あまり店に足を運ばなくなってきたこと。

地方の百貨店の多くが駅前に立地していることで、”車でいける大型SCに客が流れる”上に”家賃等の店舗運営コストが高い”ことで利益を上げにくくなっていること。

以上のようなことから地方に立地する百貨店は、押しなべて苦境にたたされています。



■三越伊勢丹の動向

今後も百貨店の閉店が続くのかどうか占ううえで注目されるのは、百貨店トップの三越伊勢丹の動向です。

三越伊勢丹は、百貨店で日本一の収益力を誇る伊勢丹新宿本店で同社の売り上げ・収益の大半を稼いでいます。

その一方で、都内の府中店、神奈川の相模原店、千葉県の松戸店等は厳しい状況となっています。

特に府中店はそもそも新宿本店と近すぎるということで次に閉店されるのでは?ともいわれています。

伊勢丹は、新宿本店の稼ぎで他の不振店舗のカバーをしてきましたが、中国人の爆買いが消えたことで、その余裕も少なくなっているようです。

2017年の百貨店の閉店の動向は三越伊勢丹の経営判断次第といえそうです。

伊勢丹の店舗が閉店ということになれば、地域の雇用にも大きな影響を与えるだけにその動向は注目されそうです。





この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright© 調べものをわかりやすく@4979 , 2016 All Rights Reserved.